自分がシーバス釣りを始めたのは2009年10月。
まだ香川県高松市に居たときだ。
ちょうどバス釣りでフロッグの反応が悪くなった時期だった。
当初、TDペンシルと、TDバイブレーション、ポップマックスのみ持って行ったのが初めだったと記憶している。
その頃、トップで魚を出すのに中毒化していた自分はひたすら詰田川河口で
TDペンシルとポップマックスを投げ倒していた。
今思うと、河口と言うだけで、何のポイントも意識せず投げていたのだが、
季節的に一番良い時期だったためか、ドゴン!と石を投げたようなバイトが2、3発得られた。
釣れはしなかったが、それでハマったわけ。
しかもほとんど使ってなかったバスルアーで反応があったから余計面白かった。
そうやってバスルアーの流用でシーバスを始めた反面、
本当に貴重なルアーは絶対に使用してこなかった。
例えば、OSPの阿修羅。
これは台風一過の濁りの入った状況でものすごく釣れるルアーだった。
いずれも愛媛県金砂湖での写真。
それを今回、シーバスで初使用。
よくよく考えると浜松に来て一度もバス釣ってないし、バス釣り用にと大事に仕舞い込んでいる意味はそんなにないのだ。
(先月一軍ルアーボックスを落とし、勝負ルアーが壊滅したのが主な理由との説あり)
ただこの日の未明の大雨で川が濁流と化し、阿修羅が絶大な効果を発揮するのは間違いなかった。
9/8未明の大雨で昼間で警報が解除されなかった日。
間違いなく釣れる条件があったため、ガチで原付で回る。
回るのは馬込川、芳川、天竜川全ての可能性の高いポイントだ。
最初の馬込川のMUTBではアタリ2回のチャンスも、乗せられず。
仕方なし芳川を経由し、天竜川。
予想どおり増水し、釣れそうな気配マンマンでおかしくなってしまいそうだった。
水面を観察しているとボイルとまではいかないが、所々、小魚が怯えて水面を走っている。
あとはその怯えさせている魚がキビレや鯉でないことを祈るばかりだ。
それにしても阿修羅めっちゃ飛ぶな、しかし
と感心しながら投げていると、
…グググン
来た来た来た来た。
普段ピンポイントの楽な釣りばかりをしている自分にとって、大場所天竜川の本流で魚を掛けるエクスタシーは計り知れない。
バシャッ
掛けて2秒、シーバスが水面から顔を出すのが見えた。
本流で掛けたため、90cmを期待したが、それ-20cmか。
どこかのサイコ餌釣師が捨てた、ハリス10号くらい(本気で何を釣ろうとしてたんだ?)の凶悪な仕掛に絡まり
取り込みに苦労したが、何とか成功。
よくうまい人がブログで載せる風に写真撮影も、魚の反射でいまいち味が出ず。
浜松は3年目だが、天竜川で日中シーバスを掛けたのは初めてかもしれないな。
久しぶりに会心の釣りができた。
この後も他のシーバスがいたのだろうが、反応が明らかに悪くなったため切り上げた。
再度馬込川のMUTBにより
ルアーを追ったシーバスのミスバイトを目視できた。
これで火がつき、門限を延ばしてもらう特例措置を引きだしたが、結局乗せられず。
やりようによっては複数匹釣れた日だったがチャンスを逃してしまった。
今年、一、二を争う高活性の日だった。
雨の力恐るべし。
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2013年 シーバス実績ルアー統計
シャッドラップ 4匹
CD7 1匹
SSR 2匹
ビーフリーズ系 4匹
シーバスハンターⅡ 2匹
ジギンラップ 2匹
ワンダー 2匹
アレ 1匹
阿修羅 1匹
計19匹