ランカーが出た
前回の続き
9/28 馬込川
ここ最近、具体的に言うと9月に入ってからだが、
デイゲームにおいてシーバスが着いているかそうでないかを見分ける方法を1つ見つけた。
具体的な記述は難しいが、小魚の動きである。
ボイルしないまでも、シーバスの存在がそうさせているであろう、おかしな泳ぎ方があるのだ。
この日もそういう状況で、おそらく居るんだろうなと感覚的にはわかっていた。
確信に至ったのは20投くらいした時。
ビーフリーズSPで一番良いコースを通して、
グルン
間違いねえ、魚だ
と力みすぎてアワしたせいか、アタリだけでフッキングせず。
魚の反転する水流だけ残った。
「マジすか…」
ここ10回連続外している憐れな男から呻き声が洩れる。
数週間ぶりのチャンスを逃してしまった。
感覚的にも経験的にも、もう一度食ってくれるほど軽いアタリではなかった。
おそらく痛みを感じる程度の掛かりだっただろう。
さて、どうするか?
迷いはしたが、結果的に吉と出たのは、帰る前に
川の反対側も撃っておこうと粘ったことだ。
反対側は一度だけ釣れたことはあったが、ほとんど実績はない。
その上、反対側コースは小魚の動きが観察できなかった。
こりゃどうかな…
特に期待せず、ストラクチャーの際も掠めず撃った数投目、
…
ズドン
アワセ不要で魚が乗った。
その瞬間、今まで
見たことの無いサイズの尾びれが見えた。
ヤバ、、
これ確実に80行ったな
こんなところに、こんな魚が居るものなのか!
所々で暴れまわる姿は、これまた見たこと無い厚みとデカさ。
これはバレる前に写真撮った方が良いのか?
思わず頭に過るが、そんな余裕はない。
正真正銘、今までで一番引いた。
例えば、70cm中盤のシーバスなら、
「こないだの60台の方が暴れたんじゃね?」というのが時々あるが、
80越えると、そんな間違いはない。
また、この時の足場が良かったことは間違いなく幸運だった。
まだ明るい17時前、何とか取り込みに成功した。
長さよりも体高と厚みに圧倒された。
何とマッソーで美しい魚体なのか。
長さは慌てて測って85cmだったが、家に戻り改めてみるとメジャーがズレている。
約3cmのズレで82cmと言ったとこか。
いやしかし、ほんとブリブリでカッコいい魚だった。
他の82cmのシーバスよりもパワフルだったのではないだろうか?
シーバス始めて4年目。
ようやくランカー(80cmオーバー)に出会えた。
先月一軍ルアーケースを失い、ここ数年で最も釣りに対するモチベーションが下がっていただけに、この刺激は尚更ね。
こんな充実感を感じた釣りは何年振りだろう?
正直、馬込川で自分の釣り方でランカーが獲れるとは思わなかった。
まだ早いけど、浜松の釣りはやり切った感を感じた(笑)
ありがとう、馬込川
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2013年 シーバス実績ルアー統計
シャッドラップ 4匹
CD7 1匹
SSR 2匹
ビーフリーズ系 5匹
シーバスハンターⅡ 2匹
ジギンラップ 2匹
ワンダー 2匹
アレ 1匹
阿修羅 1匹
F9 1匹
計21匹
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