高松 川バス

aiatosan

2012年05月12日 08:38

前回からの続き


高松市某川、鯰の楽園ポイント
鯰がいれば泳いでるのが見えるんで覗いて見ましょか、と車を降りる。


そこでイノウエさんの一言



どーする?竿持っていく?


今思えばこの一言が運命の分かれ道だった。
すでに夕方6時を回り、この後浜松まで戻らなければならない僕はとりあえず川を確認するだけでも良かった。


しかし釣り人として聞かれると答えはYESしかない。



一応持っていきましょうか。



とりあえず鯰の釣れそうなノイジーとスピナベを選んで河川敷に降りる。

あいにく鯰の姿は見えない上、水位は低い。




・・・参ったな

ナマズ見えねえよ。





釣具を持ってこなければこのまま帰るところだった。

とりあえず投げてみる。
鯰を意識し、メガバスのブイフラットをあるポイントに通す。


一投目。


足元約3メートル地点で魚の反転が見え



ゴ、ゴゴン!




よっしゃ、食った!
おるやんけ鯰!



が、魚影を見たイノウエさんが言う



バスちゃうん??



そんなバカな。
住んでた頃本気でバス狙いに通ったが、鯰とライギョしか釣れなかったんだぞ。

しかし確かに走る黒い姿はバスそのもの…

急にやりとりが慎重になる俺
下の護岸に飛び乗りハンドキャッチ!








デカっ!

口のサイズ的に50cmには届かなそうだが、そう簡単に釣れるサイズではない。







車のメジャーを走って取りに行く。

イノウエさんは50あるんちゃうと言ってくれるが


48cm
(ふにゃふにゃの黄色のメジャーで甘く測れば50いくな)





某川ではバスが釣れない

そう思い込んでいた

どっこい
居た!

しかもこのサイズが


普段から思い込みを排除するよう心がけているはずだが、自分の思い込みの深さを知った

もう十分満たされたためイノウエさんにヒットポイントを譲り、コースを変えハイピッチャーを通す。


するとまた


ゴゴン!


グリグリグリ!

と地を這うファイト


次こそナマズだ!
デカイ!


フィッシュグリップを手にとって待ち構えたが…








またしてもバスだった。


サイズは落ちたがナイスコンディション






42cm

この間わずか15分ほどの出来事だった。

恥ずかしい話、高松在住の間最大サイズは41cmだった。

それをこの短時間で、しかも今までバスを釣ったことないポイントで連発するとわ…


ミラクルとしか言いようがなかった。


もちろん、この後は続かず、粘らず。


いやー、高松で高速下りた甲斐があったよ(笑)
ほんと良かった。


こんなに良い釣りできるって年に一度あるかないか。



ありがとうございました、イノウエさん。

一応川の名前は伏せといたので、あとの調査は任せました。





…ちなみにこの後僕は浜松帰るのに淡路島から渋滞に巻き込まれ、10時間以上ドライブ。
フラフラで早朝5時に浜松に着いたのでした。



おしまい。


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