2012年03月28日
我如何にして釣りに行かざるべきか
3/24
いつも通り季節外れの寒い週末
以前友人(釣りをするわけではない)が
「休日の朝、雨が降っていると安心する」
と言っていたことがある。
つまり
「休日だけど雨だから今日はどこか遠出しなくても良いのだ。家でゆっくりしていて良いのだ」
だから安心する。
という意味だ。
それを聞いて
「あ、それすげえ良くわかる」
と思ったものだ。
僕も彼も「休日だから、特別なことをしなければいけない」
と半ば強制観念的に思っている節があるのだ。
「今日釣れねぇな」っていう釣り人の勘はだいたい正しい。
だけど
「もしかして行ったら釣れるかも」
とか
「自分の釣り観が変わるような出来事が起こるかも知れない」
とありもしない幻想を抱き、行ってしまうのが釣り人(俺だ!)の性だ。
そして、「家で他のことしてた方が、どれだけ有意義だったのだろう」と後悔する。
この日も正にそう
自分にしては珍しく浜名湖へ
「浜名湖が釣れているらしい」
という未確認情報を聞き居てもたっても居られなくなったのだ。
しかもこんだけ寒いと、佐鳴湖のバスはいつもに増してチャンスはないだろう、と。
どっこい
西からの爆風…
浜名湖自体、海底をシェイクされているのか濁っている。
釣り人も数人のみ。
みんな爆風の中帰るタイミングを待っている感じだ。
まあ、釣れないというより
釣りができないよね。
この、「釣れない」
とわかっているのにでかけてしまう性癖を抑えるものを買いました。
明らかに釣りができそうにない日にはこういう本読んで、釣りの疑似体験をすることにしよう。
「シーバスノート」
別にこの著者が好きだとか、そういうわけじゃなくて、本屋で選んでいる中で
分量とか読みやすさが良い感じだったから選んだ。
一年を通した考え方や、釣り方という意味では参考になる部分が多い。
まあ、でもガチでシーバスやってる人の本なので、
週末アングラーの僕にとっては「そこまでこだわれねえよ」ってところは多々ある。
思うんだけど、雑誌にしても、本にしても両極端なんだよね。
「初心者向け」の内容か
最新タックル満載の「ガチ向け」仕様か。
自分のように、釣りは好きだけどそこまで命も金もかけられないって人間向けのものはほとんどない。
そこまでしなくても釣れんじゃね?
的な中間層向けな情報誌って出ないものかな。
俺みたいな層少なくないと思うんだけどな。