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2014年10月20日

the greatest 島根

10/18

ヒラメ・マゴチを求め、久々に松江市鹿島町へ。
島根町内では手のひらサイズのヒラメとハタの可能性は感じられたが、持ち帰りサイズのヒラメを求めて鹿島町。

結論から言うと、ヒラメは居る。
ただし手のひらサイズ多数。

浅瀬に入るとアタックしてくるのが見えるし、水面で食ってくるやつもいた。
ヒラメがライズするという話が少し理解できた。


…と、自分が手袋サイズのヒラメとワームで遊んでいた時、県外からやってきたという青年が外湾に投げた竿をしならせていた。
む、、、到着していきなりか。


まさかフラットを来ていきなり掛けたのか!?

と横目で観察しているとバラした…。

「そうかそうか。そりゃそうだろう。」

変に自分に納得して聞かせる。

しかしいきなり掛けるとは大したもんだ。


…と次のキャストで連続で何かを掛けている。


嘘!?


しかも、けっこう竿が弧を描いている。
雑魚じゃない。

さすがに自分も脱帽し、見に行くと

細長い60cmほどの魚。


「サゴシです」


え、こんなとこで釣れるの!?

聞くと三投連続で掛けているらしい。


マジで!?


自分もそのまま付けていたスピンテールを投げるが無反応。


聞くとヒットルアーはメタルジグ。


深さや巻くスピードを聞くも


「テキトーです!!」


そんな馬鹿な…


とよく沖を観察するとそこら一重でナブラが発生している。

そうか、テキトーにナブラに向かってブチ込めばいいんだ。


メタルジグは持ってなかったが、18gのスプーンを持っていたためブン投げて着水早々巻く。

高速巻きだ。


ガツガツ…


おお、確かにアタる!


ガガガガガ…


おお、釣れたーーーー!



ッフ…


バレたー



ガガガガガ…



釣れたー


この高速巻きである程度竿がしなった状態から、魚がかかって絞り込まれる感覚がヤバい。

刺激が強すぎる。



the greatest 島根


何気に人生初サワラ。

隣の境港で春先に釣れるという情報は聞いたことがあったが、こんな近くの波止で釣れるとは知らなかった。
しかも、サイズがサイズだけにけっこう引く。


超面白いじゃん。


もう、あたり一面ナブラだらけで目を疑うような光景。


投げれば投げるだけアタる。

アタリの無いキャストの方が珍しい。


the greatest 島根


50~60㎝だが、こんなに走る魚が入れ食いになると自分が今まで培ってきたルアー釣りの感覚が崩壊してしまいそうだ。

4匹を釣ったところで、まともな保冷剤・クーラーを持ってきていなかったため帰宅した。


the greatest 島根


釣った時も口の中にイワシの稚魚がいっぱいだったが、腹の中も小魚だらけ。


the greatest 島根


なんちゅー食欲や。



明くる10/19。

昨日の爆釣が忘れられずに昼過ぎに再度同じ釣り場に。


ナブラが一切起こっておらず、気配が感じられなかったが、波止の先端でジグを投げている人がサゴシを上げているのをみて安心した。
まだ居るようだ。


昨日のように水面の高速巻きでは反応がなかったが、いったん底に沈めて、巻いていると食ってくる!


the greatest 島根


この日は30分で4匹。

もうちょっとしたい気持ちもあるが、十分食料は確保した。
別の魚種が出現するのであれば、もうすこしやろうかと思うが、サゴシがひたすら釣れ続けるのであればこれ以上粘る意味があまりない。

ちなみに地元の人から

「持ち帰るならエラ抜いてから、水入れて血を出しといた方が良い」

とアドバイスを受け、その通りにし、血抜きをした写真も撮ったのだが家で見ると載せるのはちょっと…という光景になっていた。
確かにそうした方が良いのは持ち帰ってわかったが、もう血がすごいの。

帰って自分から若干血の匂いがしているのがわかった。
血というか鉄の匂いというか…

まあ島根きて持ち帰る前提の釣りやってるけど、それが楽しみの反面、
人間が生きていく、飯を食っていくって色んな命を犠牲にしているんだなと感じられる。


早い話が罪悪感というか、自分の手で命を奪っているという実感がすごい。
でも結局スーパーで切り身買うって言うのも同じなんだけどね。

食べ物のありがたみを理解するには日常的にこういう刺激を体験するというのも必要なのかもしれない。
逆に、スーパーで売ってる切り身や回転寿司のネタ見て「ああ、食べ物って粗末にしちゃいけないな」と思うのは至難の業だ。


まあさておき、


the greatest 島根


いつもの30㎝メモリのまな板に置くとこんな感じ。

デカイなー。


これが簡単に釣れるのがすごい。

そういえばサゴシのラッシュでファミリーフィッシングに来ていたお父さんがメタルジグを持参していたらしく、
ナブラうちに参戦しフィーバーしていたのだが、掛けたサゴシのやり取りを小学生中学年くらいの娘さんにやらせていた。


これを子どもの腕力でやったら面白いだろな。
大人が防波堤でGT掛けているようなものか(笑)

下手にバラしてもまたなんぼでも掛けられるもんな。
子どもにこういう非日常すぎる体験をさせるにはサゴシ釣りって最高だと思う。

今度の週末もまだ釣れるかな。


それにしても島根は最高だ。




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この記事へのコメント
ウヒョー!!!
島根素晴らしい。
Posted by イノウエ at 2014年10月22日 11:39
島根すごいっす。
岡山や広島から来てる釣人もけっこう多いです。
日本海は魅力的なんですね。
Posted by aiatosanaiatosan at 2014年10月22日 18:52
青物羨ましいです(^^)
同じサイズのシーバスと比べて引きって全然ちがうんですか?
青物釣ったことないので気になります(*_*;
Posted by リョウ at 2014年10月22日 20:02
シーバスほど体高が無いので、重量感はそんなにないですね。
あとエラ洗いもしないところが違いますかね。

しかし走りはなかなかです。おそらくスピード感は泳ぎ屋のサゴシが上でしょうか。たぶん。
Posted by aiatosanaiatosan at 2014年10月23日 21:37
相変わらず楽しそうな釣りをされていてなによりです

このサイズの魚がルアーで入れ食いだと確かに感覚が麻痺してしまうかも・・・

少し前に浜松方面のサーフでも釣れていたようですが
自分はまだお目にかかった事がありません
Posted by ハチロー at 2014年10月24日 18:11
お久しぶりです。
こんなのがバンバン掛かると、自分の感覚がインフレ化してしまいます。

こんなにルアーで入れ食いになったのは、中学の時地元の海で異常な数の太刀魚が接岸した時以来です。


今回、痛感したのはメタルジグを一本ルアーケースに入れておく大切さでした。

私が入れてたのはスプーンでしたが、メタル系のルアーでしか味わえない爆発力を体感しました。
Posted by aiatosanaiatosan at 2014年10月25日 01:38
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