2014年11月29日
爆風とテトラポットとシーバス
11/29
11月最後の週末。
久々にメタルジグを投げに行った。それも朝。
理由は二つ。
①先日マトウダイ釣りに行った時のことだ。メタルジグを投げてきた若者が自分の仕掛けをお祭りさせた際、少し話したのだが、
午前中はサワラが入れ食いだったと言っていた。まだサワラが回遊しているようだ。
②冷凍庫のサワラを全て消費してしまった。
ここ連日毎晩夜食にサワラの塩焼食ってて。
食べたいというより、天然の良質プロテインだなと気がついて。しかもカルシウム摂取にも最適。
…と①のように若者が午前中が爆釣と言っていたので、6時半に起きて行ってみた。
暖かい朝で松江市内の我が家はほぼ無風だったのだが、鹿島町に抜けると爆風。
7時着。
漁に出る漁船も皆無。
停泊した漁船の日の丸が強風によりあり得ない速度でバイブレーションしている。
波も白波がたちところどころテトラを超えたしぶきが宙を舞っている。
マジか…
釣り人自分一人。
しかし、海中も砂が舞っているようだが、海藻やゴミが押し寄せてきているわけではない=釣りは出来る。
一応、投げて帰ることに。
10分程無反応なまま投げ続けていると、立ち位置から5mほどのところで水面を漂うジグにバイトするような斑紋が出た。
魚の姿は見えなかったが。
これで集中力が回復し、再び投げていると竿が絞り込まれた。
お、何じゃいこれは…
寄せてみるとサワラ。
あ、ほんとにまだ居たんだ。
自分はテトラに立っており、そのまま抜きあげると、数秒間持ち上がりはしたのだが、ハリが外れ落下。
荒波にもまれ魚の姿は見えなくなった。
…しまった。数少ないであろうチャンスを
ものすごい荒波だが、釣れることはわかった。
その後投げ続けること10分近く。
アタリは無かったのだが、そのまま自分の立ち位置寸前まで巻いてきたジグに向かってシーバスがヒット!
食う瞬間シーバス特有の黄色がかった背が見えた。
めちゃくちゃ驚いた。
大きさは50㎝~60㎝くらいだろうか。
いままでここでサゴシを何十匹も釣ってきたが、シーバスが食いついたのは初めて。
足元で食いついたし、シングルフックだったため、バレるかと思ったが、取り込めるくらいまで寄せることが出来た。
しかしこのサイズの細長いサゴシならともかく、シーバスは抜けない。
かといって、水際まで下りると俺が死ぬ。
このままリールのベールを倒してその間俺がタモを持ってくればいいのか??
と考えていた時、ものすごい走りを見せたかと思うと、ラインブレイク。
しまった、PEをテトラに擦られたか??
と思うが、やられたのは6号のリーダー。
おそらくこれがテトラにやられたのだろう。
さすがにこれに懲りて、車から携帯用タモを持ってくる。
その昔、ブログを始める前、原付でも持ち運びできる携帯サイズの30㎝枠のタモを買っていたのだ。
今持ち歩いている目的は、魚を獲りこむというより、たまに夜釣りで電燈の下に泳いでくるワタリガニを掬うために入れているものだが…
釣り始めて1時間を経過していたが、バラしたとはいえ2匹掛かるということは悪い日ではない。
時折、でかい波のシャワーを浴びながらも釣り続ける。
カッパを着てきて正解である。
こういう装備をしていなければ、釣れるチャンスがあったとしても帰っている。
やはりこういった最低限の準備というものが魚を釣る確率を上げる要素だと思う。
やはり投げていると時々魚がアタる感覚がする。
何度かアタっていたため、再度底まで沈めていると、ラインが走った。
っしゃー
釣れたよ
よいしょ

入れ食いの時はバラシ上等であれだけ粗末に抜きあげていたものの、これだけ慎重に抜きあげる日が来るとは。
しかしタモは便利だな。

とりあえずキープ。
追加でサゴシを狙う。
…が、この日自分は驚くべき発見をした。
先ほどシーバスをバラしたばかりだが、足元まで巻いてきたジグに何度もシーバスが出るのだ。
テトラの影から。
ヒラスズキの釣りの記事とか見てると磯に押し寄せた波のサラシが絶好のポイントであると読んだことがあるが、
まさにそんな感じ。
ヒラスズキではないが、シーバスがテトラ際の荒波がザバザバぶつかっている際で食ってくるのだ。
2,3度ではない。
5、6回くらいそれがあっただろうか。
ハリ掛かりもしたが、2度目のラインブレイクも味わった…
メタルジグしか持ってきていなかったが、もっとじっくり波際を漂わせるミノーとかあれば面白かったかもしれない。
午前9時を回って日も普通に出ている時間帯なのに、しょっちゅう、しかも足元で大胆に食いついてくる。
荒波のせいか、シーバスがテトラに押し寄せ、しかも異常なくらい高活性なのだ。
何年もシーバス釣りをしてきたが、こういう姿のシーバスは初めて見た。
しかし食わせはしてもなかなか取り込めない。
悶々としつつ、帰らなければいけない時間になってきたその時、再度シーバスが食った!
水際であったがきれいにフッキングしたようだ。
まあまあいいサイズだ。
テトラ際でかけるとラインブレイクが怖いのだが、何とか取り込み完了。

やっぱ海の釣りはタモいるわ。

肉厚のあるいいサイズだ。
何気にメタルジグで釣ったのは初めてかもしれない。
なおかつ、純海水で釣るシーバスも初めてに近い。
4月に一度汽水域のシーバスを持ち帰り調理したが、何となく臭さはあった。
しかし、一度海水のシーバスを試してみたかったのだ。
シーバスの味に期待しつつキープ。

なかなかの成果っしょ。
シーバスとサゴシの組み合わせが達成できるとはあまり想像していなかった。
そろそろ本格的な冬が来そうだが、島根はまだ楽しませてくれる。
本当に良い環境だ。
それにしても荒波+テトラポット+シーバスが重なるとこんな稀有な釣り環境になるとは知らなかった。
まだまだ知らないことが多い。
というよりある程度知っていると思い込んでいる自分が逆に不思議である。
やっぱり海釣りは面白い。
11月最後の週末。
久々にメタルジグを投げに行った。それも朝。
理由は二つ。
①先日マトウダイ釣りに行った時のことだ。メタルジグを投げてきた若者が自分の仕掛けをお祭りさせた際、少し話したのだが、
午前中はサワラが入れ食いだったと言っていた。まだサワラが回遊しているようだ。
②冷凍庫のサワラを全て消費してしまった。
ここ連日毎晩夜食にサワラの塩焼食ってて。
食べたいというより、天然の良質プロテインだなと気がついて。しかもカルシウム摂取にも最適。
…と①のように若者が午前中が爆釣と言っていたので、6時半に起きて行ってみた。
暖かい朝で松江市内の我が家はほぼ無風だったのだが、鹿島町に抜けると爆風。
7時着。
漁に出る漁船も皆無。
停泊した漁船の日の丸が強風によりあり得ない速度でバイブレーションしている。
波も白波がたちところどころテトラを超えたしぶきが宙を舞っている。
マジか…
釣り人自分一人。
しかし、海中も砂が舞っているようだが、海藻やゴミが押し寄せてきているわけではない=釣りは出来る。
一応、投げて帰ることに。
10分程無反応なまま投げ続けていると、立ち位置から5mほどのところで水面を漂うジグにバイトするような斑紋が出た。
魚の姿は見えなかったが。
これで集中力が回復し、再び投げていると竿が絞り込まれた。
お、何じゃいこれは…
寄せてみるとサワラ。
あ、ほんとにまだ居たんだ。
自分はテトラに立っており、そのまま抜きあげると、数秒間持ち上がりはしたのだが、ハリが外れ落下。
荒波にもまれ魚の姿は見えなくなった。
…しまった。数少ないであろうチャンスを
ものすごい荒波だが、釣れることはわかった。
その後投げ続けること10分近く。
アタリは無かったのだが、そのまま自分の立ち位置寸前まで巻いてきたジグに向かってシーバスがヒット!
食う瞬間シーバス特有の黄色がかった背が見えた。
めちゃくちゃ驚いた。
大きさは50㎝~60㎝くらいだろうか。
いままでここでサゴシを何十匹も釣ってきたが、シーバスが食いついたのは初めて。
足元で食いついたし、シングルフックだったため、バレるかと思ったが、取り込めるくらいまで寄せることが出来た。
しかしこのサイズの細長いサゴシならともかく、シーバスは抜けない。
かといって、水際まで下りると俺が死ぬ。
このままリールのベールを倒してその間俺がタモを持ってくればいいのか??
と考えていた時、ものすごい走りを見せたかと思うと、ラインブレイク。
しまった、PEをテトラに擦られたか??
と思うが、やられたのは6号のリーダー。
おそらくこれがテトラにやられたのだろう。
さすがにこれに懲りて、車から携帯用タモを持ってくる。
その昔、ブログを始める前、原付でも持ち運びできる携帯サイズの30㎝枠のタモを買っていたのだ。
今持ち歩いている目的は、魚を獲りこむというより、たまに夜釣りで電燈の下に泳いでくるワタリガニを掬うために入れているものだが…
釣り始めて1時間を経過していたが、バラしたとはいえ2匹掛かるということは悪い日ではない。
時折、でかい波のシャワーを浴びながらも釣り続ける。
カッパを着てきて正解である。
こういう装備をしていなければ、釣れるチャンスがあったとしても帰っている。
やはりこういった最低限の準備というものが魚を釣る確率を上げる要素だと思う。
やはり投げていると時々魚がアタる感覚がする。
何度かアタっていたため、再度底まで沈めていると、ラインが走った。
っしゃー
釣れたよ
よいしょ

入れ食いの時はバラシ上等であれだけ粗末に抜きあげていたものの、これだけ慎重に抜きあげる日が来るとは。
しかしタモは便利だな。

とりあえずキープ。
追加でサゴシを狙う。
…が、この日自分は驚くべき発見をした。
先ほどシーバスをバラしたばかりだが、足元まで巻いてきたジグに何度もシーバスが出るのだ。
テトラの影から。
ヒラスズキの釣りの記事とか見てると磯に押し寄せた波のサラシが絶好のポイントであると読んだことがあるが、
まさにそんな感じ。
ヒラスズキではないが、シーバスがテトラ際の荒波がザバザバぶつかっている際で食ってくるのだ。
2,3度ではない。
5、6回くらいそれがあっただろうか。
ハリ掛かりもしたが、2度目のラインブレイクも味わった…
メタルジグしか持ってきていなかったが、もっとじっくり波際を漂わせるミノーとかあれば面白かったかもしれない。
午前9時を回って日も普通に出ている時間帯なのに、しょっちゅう、しかも足元で大胆に食いついてくる。
荒波のせいか、シーバスがテトラに押し寄せ、しかも異常なくらい高活性なのだ。
何年もシーバス釣りをしてきたが、こういう姿のシーバスは初めて見た。
しかし食わせはしてもなかなか取り込めない。
悶々としつつ、帰らなければいけない時間になってきたその時、再度シーバスが食った!
水際であったがきれいにフッキングしたようだ。
まあまあいいサイズだ。
テトラ際でかけるとラインブレイクが怖いのだが、何とか取り込み完了。

やっぱ海の釣りはタモいるわ。

肉厚のあるいいサイズだ。
何気にメタルジグで釣ったのは初めてかもしれない。
なおかつ、純海水で釣るシーバスも初めてに近い。
4月に一度汽水域のシーバスを持ち帰り調理したが、何となく臭さはあった。
しかし、一度海水のシーバスを試してみたかったのだ。
シーバスの味に期待しつつキープ。

なかなかの成果っしょ。
シーバスとサゴシの組み合わせが達成できるとはあまり想像していなかった。
そろそろ本格的な冬が来そうだが、島根はまだ楽しませてくれる。
本当に良い環境だ。
それにしても荒波+テトラポット+シーバスが重なるとこんな稀有な釣り環境になるとは知らなかった。
まだまだ知らないことが多い。
というよりある程度知っていると思い込んでいる自分が逆に不思議である。
やっぱり海釣りは面白い。
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