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2016年04月18日

ナマコ調理編

前回からの続き。

本命赤ナマコを見つけてしまったaiatosan。

持ち帰り、改めてネットで情報収集。
これでネットが無い時代ならどうしてたのかな。

口頭伝承、本…
本なんて通常の料理本じゃナマコのさばき方なんてないだろうし、載ってるマニアックな本を探すのだけで時間がかかりそうだ。

だから現代の社会は本当に便利な世の中になったと思う。
だって、初めてのナマコであろうと、僕でさえどうにかなるのだから。


ナマコ調理編


もうネットで見たまま捌いていく。
キュウリのスライスが出来れば誰でもできるらしいよ笑

ナマコの両端、口と肛門を切り取り、腹側を切開する。

ナマコ調理編

腹を切った瞬間滑り出る内臓物。
ううう、、、当たり前だが気持ちのいいものではない。

本当にナマコって自分で内臓出すんだ。

自然界の中でも、敵に襲われたりして、驚くと自ら内臓を出すというが、切ると本当にするっと出てきた。


ナマコ調理編

一通り中の物取り出したところ。

この後、白い筋を引きはがすのだが、色々書いてあった通り、骨抜きのピンセット使ってやると気持ちいくらいきれいに剥がせた。

ナマコ調理編

骨抜きを注文した甲斐があったってもんだ。

ナマコ調理編

下処理完了。
この後塩で表面きれいにして、茶で霜降りしてやってみた。

いろいろ調べていると霜降りやらずにやる方法もあるらしいが、自分ちの場合は初めてだったし、霜降りしてみた。
初めてのチャレンジで生でいくのもなかなか勇気がいるから。

ナマコ調理編

霜降り後冷水でとって、薄くスライス。

酢、本だし、醤油、砂糖を配合した土佐酢に浸していただきました。


ナマコ調理編


しばらく冷蔵庫で冷やしてから酒の肴としていただく。
初めて作った割に普通に美味しかった。

ナマコ調理編

というより、先月送別会やった料亭の突き出しで出されたナマコとほぼ同じクオリティーでできたと思う。
まあ、でも捌く作業自体、単純なのでそんなに素人がやってもプロがやってもそんなに変わらないのかもしれない。

ナマコ自体は歯ごたえを楽しむ、味自体は調味料がメインって感じかな。

例えるなら、豆腐も何だかんだ、醤油掛けると醤油の味になるみたいな


豆腐も醤油をかけると、醤油の味の方が強くなるけど、豆腐の味が全くなくなるわけでもなくて、
豆腐の舌触り、食感が生きている・・・そんな感じ。

これ1匹丸々持ち帰って食べきれるのかなと思ったが、なんだかんだ処理していく過程で縮まるし
大人1人、2人であれば適量だった。

ナマコはやっぱ癖になるかもな。

思ってたより全然手軽に調理できた。


再度、赤ナマコが見える位置にいたらどうするか?


と聞かれれると、


持って帰っても良い


と答えるだろう。

「持って帰る」

と断言できない理由は、毎週食べたいもの、と言うより「年に何回か」くらいのスパンで良いのかなと思う。

「たまに」食べる、「酒肴」に食べるから旨いって物もあると思う。

とびっきり旨いものでも、サザエを毎日食べるのか、ウナギのかば焼きを毎日食べてもうまいのか、
やはり適度なバランスがあると思う。

これだけは言う。

ナマコは見た目は最悪だが、食味は悪くない。


さあ、仕上げはコノコ、海鼠腸。

ナマコ調理編

同量の塩に漬けて塩辛にすると超珍味らしいが…

ナマコ調理編

正直見た目は今更ながら最悪だ。

なぜこれに拘るのかが全く理解ができない。

ペロ…

…結局やっぱりあまり理解できなかった。

でもコノコ、海鼠腸っていろんなもの読む限り高評価なんだよね。

磯の香りはものすごくするのだが、やはり「それ食うものなのか?」という抵抗をぬぐえない。
でも、アルコール度数の強いお酒を呑んでるとイケる、、のかな。

またチャレンジしたい。




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この記事へのコメント
チャレンジ流石です!
私は瀬戸内で似た感じの葛藤を覚えましたが、周りの海人に教えてもらい、食いまくりましたよ!
食った感想も市販のまんまでした。今では風物詩です。

ナマコの正式名は  ”こ”  らしいですね(笑)
生の ”こ” なのでナマコ♪
そして、”コ” の子なので ”コノコ” みたいな(笑)!
Posted by 温品 at 2016年04月18日 21:17
「こ」説、私も何かで読みました。

ナマコは一度やってしまうと簡単&クセになる食味ゆえ、手に入れば何度でもやりたくなりますね。
浜田のスーパーで活きたナマコが売っている理由がちょっとわかりました(笑)

これからはナマコというモチベーションを持って海面観察が出来そうです。
Posted by aiatosanaiatosan at 2016年04月18日 21:58
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